僕らの美術室
芸術祭 2022年10月23日‐11月7日
会場:木祖村・木曽町・王滝村
参加者
アーティスト
岩熊力也 奥野宏 加藤優奈 菅野由紀 角谷沙奈美 菊地風起人 木曽路(鬣恒太朗・彦坂敏昭・前谷開) 木村真由美 河面理栄 近藤太郎 坂口佳奈 高澤日美子 武井琴 田村佳丈 中條聡 平川恒太 廣岡友弥 蛭田香菜子 山下勝彦 山本晶 横湯久美 義家麻美 Felicitas von Lutzau Nadine Kolodziey
学生・高校生
ナンブヨシエ/武蔵野美術大学通信教育課程
中島宗一郎/長野美術専門学校
折井妃愛、河西千里、松本真陽、吉田稟、日野奈菜花、小松紗依/エクセラン高等学校
木曽ペインティングスがお送りする今年のプロジェクトは
「世界中を美術室にしよう!!」
学校生活の中で美術室は特別な場所でした
そこで僕たちは窮屈な日常から抜け出す別の回路を発見したものです
そんな場所が街中のあちこちに欲しい!
先行きの見えない時代だからこそ自分の足でしっかりと歩き出したい
「美術室」にはポジティブに歩みを進めるための幾つもの新しい道が切り拓かれているはずです
今年はそんな場を木曽町・木祖村・王滝村の広域にわたって用意しました
さあ、美術室に行こう!
発酵する想像力
地域文化とアートが熟成する未来へ
Kiso paintings vol.6 僕らの美術室
地域コミュニティとアーティストを繋ぐ場を作る
「美術室」プロジェクト
古来から中山道木曽路という大動脈が西と東の文化を運び繋いできた木曽地方。しかし日本で一番美術館の多いという長野県にあって現在木曽地域には美術館もギャラリーもありません。そしてそのことは決してウィークポイントではありません。美術館という公的な権威を介さずに直接アーティストと市民が交流しながら生活の中で新しい文化を共に作り上げていく、そんな可能性に開かれているのではないでしょうか。
今年私たちは地域の様々な場所に出没しながら、移動式の美術室を開設します。
そこは誰でも出入り可能な開かれた空間となります。
そこには椅子とテーブルと画材があり、ただお茶を飲むだけでもいいし、好きに絵を描いていても構わない。
定期的にワークショップなども行うが、日常的に集まった人たちとのおしゃべりの中から共に次のアートプロジェクトを生み出していくような創造的な場としたい。
初年度は王滝村と木曽町日義と松本市の3会場で「持続可能なアートのためのレッスン」と題したワークショップのシリーズを在住アーティストを中心に定期的に開催。
また、秋には芸術祭を開催します。